こんにちは。みじょです。
今日は、野菜のことを書こうと思うのですが、その前に一つ正直に言うと…
今では野菜に特化した話をする私も過去は野菜が苦手で嫌いでした。
昔から私は野菜全般が好きではありませんでした。
いえ。もっと正直に言うと野菜が苦手で嫌いでした。(野菜を精魂込めて作っている方々ごめんなさい。)
野菜が苦手だったので、子供の頃は家で出てくる食事は最低限の野菜だけを食べる。
自分がアルバイトをするようになったり社会人になった頃は、割と好き勝手に食べれる環境だったので、外食なんかだと極力野菜の入っていない食べ物を選んだりしていました。
その頃よく一緒に食事をしていた周りの友達も野菜嫌いな人が多かったのもあり、
『嫌いなものは無理して食べなくていい』『野菜はジュースで摂ればいい』とか若気の至り…とでもいいましょうか?わけのわからない持論をドヤ顔で言っていた覚えがあります。
そうして年齢だけは大人になり、一人暮らしも経験して数年経った頃、好き勝手な生活に偏食や不摂生の積み重ねで体調を崩してしまいました。
市販のお薬を飲んでも全然、元気復活をしないので仕方なく病院へ。
血液検査などいろいろな検査を受けた結果『栄養失調』!!
こんな時代にですよ?食べ物で溢れたこの時代にですよ!?
えっ!? 先生、今なんと?・・・自分の耳を疑いましたよ。
確かに野菜は不足しているかな?とは思っていたけれど、何年もこの生活で特に問題もなく過ごしていたし、お米やお肉類もしっかり食べていたのに?
お医者さんに聞き直しましたが間違いなく『栄養失調』でした。
でもお医者さんが言うには、驚かれるかも知れませんが、最近の若い人、一人暮らしの人、男性も女性も関係なく結構『栄養失調』の方いらっしゃるんですよ。
好き嫌い、偏食、不摂生、インスタント食品だけ・・・いろいろな要因が重なって予備群も含めるとけっこういらっしゃいます。と聞き本当にビックリしました。
それから、きちんとバランスよく食事を摂るように!!と指導を受けました。
それでも体調不良から回復したら、脂っこい食事の時などに『野菜を摂らないと!』と意識している時以外は、なんとなーく食べる程度でした。
そして月日が経ち、私は家庭を持ったので、家族の健康管理も大事な役割の一つとなりました。
その頃から、本気で『健康』を意識するようになり、野菜も沢山取り込んだ食事を作ることに取り組みました。
『美味しく食べて健康で元気に過ごすこと』が私の大きなテーマになりました。
『食育』という勉強に取り組む
人生で初めて野菜を意識するようになり、通信講座でですが『食育』という勉強もしてフードインストラクター(食育インストラクター)の資格も取得しました。
自分でもプランターなどで野菜作りにもチャレンジしたりしていくうちに、日々の成長を目にする事が楽しみにもなりました。
種から小さな葉が出て、花が咲き実をつける。
毎日、少しずつ確実に元気に成長していく姿を見ていると、とても嬉しい気持ちになり私自身も元気をもらっていました。
そして収穫の頃になると、手間ひまかけた野菜を、残さずなるべく無駄なく食べようと思うようになり、育てた野菜によっていろいろな調理法や食べ方を教えてもらったり、調べたりもして作りました。
無農薬で育てていたので、家族にも安心して出せて食べることも出来ました。
自分で作った野菜なので、正直、形はスーパーなどで売り物になっているものとは程遠くいびつなものから、大きさも不揃いだったりしましたが、何を食べても格別に美味しく感じました。(笑)
きゅうりを育てた時は、きゅうりって新鮮なものはこんなにトゲみたいなのがあるの?とビックリしたりもしました。
今は鳥達に収穫直前に食べられてしまいお休み中。(はい。いいわけです。)(笑)
大きな畑などは、お手入れなども含め本当に大変な労力が必要だと思います。
プランターでも大変そう…そう思われる方は、スーパーで売っている『豆苗』を購入された時なんかに、根もとを少し残しお水に浸す方法の再生栽培で試されると良いかも知れませんね。
グングン伸びて育っていくのを見ているだけでも、なんだか嬉しい気持ちになりますし、上手くいくと2度食べれますよ。ちょっと得した気分にもなったり。(笑)
私はネギも根もとを切ったら土に植えて育ったら、少しだけネギが欲しいなー。と思う時や、ネギがない!!って時なんかに収穫して使ったりしています。
何気にコレ助かるんですよね。
人参は育つ葉がキレイなので時々、観賞用にキッチンで育てて楽しんでいます。
庭や畑…ない方も多いと思いますし、初心者がチャレンジするには難易度も高いかも知れませんが、プランターやキッチンの邪魔にならない片隅でなら、気軽にチャレンジできると思います。
難しく考えず、上手くいけば収穫できるかも!収穫したら食べれる!くらいの感じで、身近にあるお野菜の再生栽培からでも『育てる楽しみ』『収穫して食べる喜び』を感じて、野菜との距離感を近くに感じることを、いろんな方に楽しんでもらいたいなぁ〜。と思います。
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